INNER CITY

気が付けば2020年も2月。

陽暦で行けば、2月4日には立つ春と書いて立春。

風が冷たく気温は低いけれども、もうすでに春がやってきています。

さて、2020年2月7日(金)からローンチしたRadiall 2020 Spring and Summer Collection。

ウェブサイトも変わり、カタログの配布、各メディアなどでも

ルックが紹介され本格的に我々の春夏の到来です。

 

 

もうすでにチェック済みの方も多いと思いますが、今期のテーマは

“INNER CITY”

訳せば都心部、あるいは貧困者の多い都心部の過密地区という意。

辞書で引くと低所得者層が密集して住む都心のスラム街を婉曲的にさすと書いてあり、

富裕層は郊外へ流出してしまうことによって起こる現象とされている。

イメージのない話だが、東京も徐々にそうなりつつある皮肉な話。

だが、Radiallの考えはこうだ。

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テクノロジーの進歩は、これまでの生活を格段と便利にしてくれた。

ただの時代の変化速度に合わせれば合わせるほど、退屈で窮屈に感じてしまう。

ハイスピードに過ぎ去っていく情報、物、価値観、それらは誰にも当てはまる事なのだろうか?

改めて今だからこそ、マイノリティーでも、都市部または郊外の過疎地域だろうとも、

文化的多様性、風土的個性が生み出す独自のコミュニティにとても魅力を感じる。

RADIALL がメッセージとして打ち出す

“NEW HEDONISM”( 道を解して自ら楽しむ ) の真髄もそこにある。

...

時代の流ればっかり気にしていると、何が本来重要であるべきか薄れている昨今の世の中。

今からの時代は大事にしていかないといけない事だとは思います。

そんな話はさておき、今期も従来のレーヨンやデニムといった天然素材と並行し機能素材を取り入れ

それぞれの特性を損なわないように、いいバランスでアイテムを製作いたしました。

特に機能素材を用いたウェアの中にRadiallらしいノリが色濃く出せているので、

個性が発揮できているかと思います。服装が同じになりやすい、海や川でのレジャー、

キャンプや山登りなどといったアウトドア時、 他とは違うノリと個性を出して楽しんでもらいたい。

そんな想いで、今期も充実したアイテムがラインナップしております。

これから、もう少し洋服やカルチャーなどのお話もブログで紹介できたらと思います。

ブログでは話しきれない事は店頭にて...乞うご期待!

そして徐々にアイテムも入荷し、カタログも絶賛配布中です。

是非店頭にてお求めになってください。

皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

Text : Tomoyahman